無垢床

昔に書いた文章を見返してみると「何言ってるんだ?」と思う内容が出てくる。その時に考えてたことなんでしょうが、理解に苦しみますwww

ホント草

浦島太郎の気分(違うか)

今回は無垢床の話をしていきます。

以前に無垢材のことを調べ、少し内容をまとめていたのですが「こんなこと考えてたっけ??」って内容が出てきました。繰り返しになりますが

人は色々な刺激や周りの環境で発言や考えが簡単に変わってしまうのかもしれません‥‥そんな大層な話ではありませんが(笑)

改めて、床(無垢材)の話です。10年前はそんなに流行って無かったのか?価格が高かったのか?私が学生の時はあまり聞かなかったです。

それこそツルツルのフローリングがどんどん増え、一般的になり、畳や絨毯に慣れた世代からするとスタイリッシュなイメージがありました。

そして現代

ツルツル・テカテカなフローリングは「賃貸みたい」とか「安っぽい」とかいう理由で敬遠されがち(ホント人間ってやつは‥)

そこで選択肢になるでしょう、無垢板・無垢材のフローリング

私は当初から無垢床の導入を決めていました。

理由は ↓

○質感が好み(高級感というか)

○温かみがある(これは実際かなり違います)

○調湿作用などがある自然素材

まず質感は言うまでも無いでしょう!見た目でわかる質感の違い。そして木目も綺麗です。併せて、経年で表情が豊になっていきます。傷もその家の歴史になるでしょう♪

今はまさに冬なので、床の冷たさはどうしようもないのですがwww

フローリングは底冷えする冷たさ。無垢床はヒンヤリ冷たい。

もちろん寒いのですが熱の伝わり方が全然違います。フローリングの上で座ってるとかなり体温を奪われますが無垢床はそこまでです(個人差とか感覚の違いはあると思います)

夏はどんな具合か楽しみです、ヒンヤリ涼しければいいのですが(笑)

そして副産物とも言えるのが湿気を取ってくれます。多ければ腐ってしまうと思いますが湿気は多すぎず少なすぎず、な環境に感じます(個人差とか感覚の違いはあると思いますwww2度目)

〝メリット〟などは親切でしっかり説明されているサイトでも同じようなことを書いてくれています。

もちろん〝デメリット〟もあります。↓

●施工に金額がかかる(我が家は標準でいけました)

●傷が付き易い

●伸びたり、縮んだりする(冬は縮み、夏は膨らみ反ってくる)

●水こぼしや食べこぼしが気になる

●品質が一定では無い(ムラでは無いのですが綺麗な材とそうで無い場所があります)

●床暖房と相性が悪い(我が家は問題なし)

●紫外線・日光で焼ける

●定期的にオイルを塗る必要がある

と〝デメリット〟が多いんじゃね??

まず金額・コスト面ですが、これは私は覚悟していたところ標準で追加で金額が発生しなかったのでラッキーでした。工務店やメーカーによって標準仕様なのかオプションなのか別れると思います。

傷の付きやすさは、選んだ材・種類でかなり変わると思います。柔らかい材を選ぶと傷は覚悟しないといけません。ですから選ぶ材の性質を調べて決めた方がいいです。好みの色や模様だけで決めると後々後悔ポイントになるかもしれません。

伸びたり・縮んだり。の話は一番気をつけないといけないポイントかもしれません。日本は夏は湿気が高いので季節で変化があるからです。隙間が出来るとゴミが溜まるぐらいで大したことはないと思いますが500円玉が入るくらいの隙間が出来たと言う話も聞きましたwww

あと反ってしまうと歩く時に気になるでしょうし音が鳴る可能性もあります。

食べこぼしや水は正直、私は気にしています(笑)

傷に比べて水滴の跡はシミのようになっているので割と気になります。食べ物よりは水物の方が怖いです。

材の品質は確かにムラがあります。とても綺麗な材があり〝奇跡の一枚〟と呼んでいる場所がありますwww 一方で塗り込んでも浸透していき辛い材もあります。

床暖房は、対応している材もあると聞きましたがおそらく高額になるでしょう(笑)本当にあるかは不明です(なら書くな)

ホットカーペットも注意が必要で、温めると湿気を含みますので膨らんだり反ったりする可能性があります。温度や湿気を防ぐ敷物を使ったり対策が必要です。

紫外線や日光は窓際・窓枠の辺りや日当たりが良い場所は色が抜けたりするようですので気になる方は対策が必要です。

で〝定期的にオイル(ワックス)を塗る〟とのことですがよく歩くところやお子さんが走り回る箇所は4ヶ月に一度ぐらい、その他は半年に一回は必要。とのことですが年1回だけされている方や

もっと放置されている方もいます。もちろん材の性質にもよりますがメンテナンスが必要なのは確かです。

傷や水染みは気になりますが、私はそんなに他は気にしていません。

例えばワックスは完成時、私が施工しました🌟これはやってみたい、私の好奇心と単純作業後の達成感が好き。と言う理由と何より金額でした。

ワックスの施工費は45000円でした。なかなかの金額です(笑)時間の都合がつかない方や自信がない方やそもそも負担にならない金額wwwと言う方は払って良いと思います。私は自分でやりました。

実際、一度やっているのでメンテナンスで薄くなっている箇所や気になる部分に施工するのは簡単に感じます。

経験の無いことは難しいですが、一度経験して知るとフットワークも軽くなりますし抵抗が無くなるのでオススメです♫

あと

伸びや縮みに関しては、変形が少ない〝アカシア〟を選びました。

〝アカシア〟の特徴は ↓

○収縮や伸びが少なく安定している(比較的、寸法安定性が高いという特長があります。)

○人気のブラックウォールナットに似ている(実際、無垢板や家具を見てみるとウォールナットの家具ってカッコいいです。アカシアは色味や木目が似ています)

○濃淡のバランスがいい(黒い床では埃が目立ち、白い床ではちぢれ毛が目立ち、どちらもとても気になるらしいです。その点アカシアは暗過ぎず明る過ぎずでバランスがいいように思いました。掃除することはいいことだと思うのですが辛い時もありますからwww)

○腐りにくい(当方は漆喰塗りの壁なので結露や湿気が少ないと思うのですが耐久性があるに越したことはありません。)

○価格が手頃(成長が早い木なので金額は控えめ)

となかなかナイスな特性♪

アカシアはその頑丈さが評価され、アメリカの西部開拓時代には駅馬車の車輪や車軸としても使用されていました。

古くから上質な木材として認知されており、さらに時代をさかのぼった古代エジプトでも、家具や工具の材料として使用されていたと言われています。

現在もフローリングだけではなく、船や構造材、ウッドデッキから家具、食器に至るまで幅広い用途で使用されています。カッティングボードやトレイなど、アカシアでできたキッチン雑貨も多くあります。

ですから私の場合は〝デメリット〟の部分を工務店の仕様と〝アカシア〟の材質で乗り切りました。

メンテナンスも自分でしっかりする用意もありますし

掃除も私がしっかりやっています。

ですから導入したいと考えているのなら、壁紙の色を決める感覚ではなく

その材の性質や特徴も吟味して決定して下さい。

多種多様とはいえ、選択肢としてはそんなに多く無いとは思います。その中で好みを予算の範囲内でやりくりして貰えば満足のいくマイホームが実現するんじゃ無いでしょうか?