家づくりの第一歩はまず情報収集!失敗しない家づくりの為

家づくり

情報を集める。まずはそれから

とにかく、私が最初にしたことは情報収集でした。

家を建てよう!と決めた時の私の装備(情報)はこんな感じです。

⭕️建築に全く知識が無かった訳ではなく大学時代は建築の授業を受講したり実際に図面を引いて模型を提出したりしていました。

講義はそんなに楽しいものでは無かったです(今思えば講義らしい講義はあまり無かったような気がしますwww)

ですが 「積水ハウスの納得工房」を見学してことはかなりプラスになりました。

納得工房 | 積水ハウス
納得工房を紹介いたします。実際に、試して、操作して、比較して、「知る」から「納得する」へ。ご家族の理想のすまいのかたちがきっと見つかります。

たとえば

階段の踏み板の奥行きが狭い(短い)とどんな感じになると思いますか?

踏み板が足の裏の長さの半分だと登れないことはないですが落ちそうでかなり怖いです。

昔の田舎の階段やお城にはそんな階段がまだ残ってたりします。

でも奥行きがありすぎるのも問題です。

そんな階段の〝適正な幅〟が体験できたり

階段の傾斜がどれくらいが登りやすい とか

階段以外では、照明の色みで部屋の印象が大きく変わるとか

キッチンの高さを比べてみたりとか(もちろんメーカーのショールームにもあります)

新しい発見がたくさんありました。

特にいいなと思ったのは

一段小上がりの畳スペース

下の空間は収納になっているので利便性と畳の柔らかさと目を引くところと惚れ込んでしまったのを覚えています。

私が訪れたのが10年以上昔になりますので内容は変わっているハズですが

体験施設になるので色々造形と理解を深めるために訪問をオススメします。

もちろん、見学したから積水ハウスで建てる必要はないですし(積水はそうしたいでしょうが)今後メーカーと色々打ち合わせを詰めていく段階でサイズ感や希望を伝え易いと思いますのでオススメです。

 

前段階の話に戻ると

⭕️10年ほど前に両親が実家を建て替えをしました。その時の知識が少し

以上にはなりますが個人的には家づくりについて知っているつもりでした。

加えて、基本的なことは変わっていなくても技術や製品はかなり変わり、進歩していました。

だから昔の知識は参考にかならず、新しい知識や技術を見ておく必要がありました。

たとえば

今の住宅は機密性断熱性の性能をうたうメーカーや工務店が増えてきました。

以前はそんなにうるさく言わなかったと思います。

実際、10年前に建てた実家は冬場はかなり寒いです。

特に玄関やトイレが寒いです。

今の我が家はそんなに性能を追求した物件ではないのですが段違いで暖かいです。

室内の熱が外に逃げないようになっています(機密性+断熱性)、それがある程度常識になってきています。

そんな中ネットサーフィンで見つけたのが「マイホーム塾」というサイトでした。

トップページ
  マイホーム選びの迷子になっていませんか?     ■マイホーム買う前に■       ■マンション選びのポイント ...

昔メーカーで営業をしていた筆者がメーカーが隠している部分やウソ

NGワードや「こんな適当なこと言ってます!」「信じたらいけません!」という内容で

とても説得力があり参考にさせて頂いたサイトです

断熱のことやマンションのこと

中古物件は有りなのかどうなのか

営業マンはどのようなウソを言ってくるのか

営業マンの質をみる方法とか

色々と勉強させてもらいました。

土地の情報を並行して調べている中

一番気になった用語が「パッシブデザイン」でした

パッシブデザインについて

夏はキツイ太陽光線をさえぎり風を取り込み

冬は逆に陽の光を入れることで部屋を暖め

夏も冬も光熱費を抑えよう!というエコな設計思想の物件(デザイン)です

そんな美味い話があるの?と疑問が湧くでしょう

日差しだけの話でいうと冬の日差しが入る方が得です

エアコンに限った話ですが、冷房と暖房では暖房の方が電気を喰います

電気代は暖房の方が高いです

だから冬の日差しは取り入れた方が良いです

そしたら

夏は暑くなり過ぎるんじゃない?日差しが入るから‥

じゃあ

日差しが入らなければいいんでしょ?

一番簡単なのは

夏の日差しを遮る日よけを窓につけてあげることです(日傘みたいにね)

あと重要なのは

夏の日差しと冬の日差しは太陽の上がる高さが違うのでひさしの大きさと角度を調節することです。

ここら辺が工務店の腕の見せ所になるのですが

土地の形状や高さ

近隣の建物の高さや位置

それらをシミュレーターに入力してその土地にどのように日差しが入るかを予測します

それを参考に窓の向きと大きさ

併せてひさしの大きさをデザイナーが考えて設計します

実はここまでしっかり計算やノウハウのある工務店はありません

大阪にたまたましっかりやっている工務店があったのでよく話を聞けましたが

ほんと気をつけないといけないのは

「なんちゃってパッシブデザイン」のメーカーや工務店が多いこと

「言ってるだけメーカー」それっぽくて何も知らない営業が多いこと多いこと

日差しや日の当たり方はシミュレートしないと判断できないので

「うちはパッシブデザインですが、シミュレートはしていません」とかいう営業はもう信じなくていいです

日差しの入り方と向きが大事と先程から連呼していますが

もう1つ併せて大事なことが機密性と高断熱です。

せっかく日の光を取り入れ部屋を暖めても隙間だらけの家では意味がありません。

夏の日差しを遮っているから涼しい!!とはならない(笑)だって外は暑いですから。

知識と経験、それに高気密・高断熱を併せて実現できる工務店やメーカーは少ないのでもし「パッシブデザイン」をうたう会社があるのならラッキーだと思います。

もし話を聞けるなら是非見学してとことん質問して本物か偽物か判断してもらいたいと思います(笑)

ですから私も

当初は「パッシブデザイン」でいこう

「パッシブデザイン」しかない!!

とサイトを丸のみして口から足が出ている状態でいましたから考えが極端になっていたかもしれませんが

光熱費が安い方が良い

快適に過ごせる方が良い

という誰もが与えられたい願いを叶えよう、近づこうとした結果だったのですが

それを阻んだのは

土地探しでした(笑)

あれは病みますよマジで

ネットで知識をつけて行動に移したが土地でつまずくっていう

ですから土地があってどこの工務店にお願いしよう!っていう幸せな人は是非パッシブデザインやってる工務店に話を聞きに言ってもらいたい

土地も1から探していますって人は、運命の土地に巡り合えて縁のある工務店やメーカーで建てることができるように願っています。