筆者は時計が好きです。
(興味がない殿方もいますが)私は車も時計も大好きです。
(必要がない方もいますが)確かに携帯でよく時間確認している気もしますがそういうことではありませんwww
(わざわざ高価な物を買う必要が無い)確かに安価なクォーツの方が時間のズレは少ないんですよねwww
だからといって必要無い訳では無いです、需要があるから残ってるとも言えます。
購入の動機と経緯
仕事がら車の運転中でも手首で通知が確認できるスマートウォッチが便利だと思い色々調べてみたところ2015年当初はそんなに性能も良くなく(2020年現在、アップルウォッチが世界一になったらしいです。それだけ普及してきました)
当時は金額面でも手軽に購入して試すような状況でもなかったです、普及する前はどんな商品でも高い!
結局、要らなくね?という結論。
スマートウォッチを調べているとネットの検索で別の時計の紹介やサイトが出てくるのを片手間で見ていると昔の記憶が蘇ってきました。
遡ること私が高校生のとき(およそ20年前)世界ウルルン滞在記でアランシルベスタインの工房が紹介された折、機械式時計の奥深さと複雑機構の素晴らしさを知り魅了されました。
大学生の時にOmegaのスピードマスターが気になり出した時、チラシで質流れか中古品の市場(感覚的にフリーマーケットに近い)が開催されたので行ってみました。チラシには2万~3万円で購入できると書いてあったので確か2万円くらい握りしめ乗り込んだのですが店主に「2、3万で買えるスピードマスターは無い!」と言われwww(あのチラシはなんだったんだ?確かにお店に並んでいたスピードマスターは10万円くらいしました)
ウマイ話なんて無いもんだ
世の中キビシイもんだ
と思いながら代わりに〝Paris ARMEE〟と書かれたクロノグラフ(以後、破損する2017年まで13年間愛用することになる)とクロムハーツの指輪を購入したのはいい思い出。
補足、この当時中古品でOmegaのスピードマスターは10万円そこそこで新品価格は20~30万円の間だと思われる(ソースはなくて申し訳ないです)この時、Rolexのサブマリーナが40~50万円で、皆の夢デイトナは80万円ほどだったようです。2020年現在、どのモデルも倍近くの価格になっています。今思えば大学生の時に頑張って新品でスピードマスターを購入しておけば良かったです(笑)
その当時まで何とも思っていなかったのが、急に熱が入ってきて欲しくてたまらなくなっていました。
情報収集
友人がOmegaを持っていたり、映画007で1985年からOmegaシーマスターを使用していること(ピアース・ブロスナンのジェームス・ボンドはとてもカッコ良く夢中になりました)などが理由でOmegaの記事を読み漁りました。
スピードマスターも気になりましたが、第一候補はシーマスターでした。
シーマスターダイバー300m
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
当初購入しようと思っていたモデルです。ピアース・ブロスナンが劇中でつけていたモデルの後継機です。もうほぼこれで決まり!と思っていたのですが
シーマスターアクアテラ150m
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
カタログなどを見ていると、どんどん上のモデルが気になってしまってwww〝アクアテラ〟でいいんじゃね?金額上がるけどこっちの方が良くね??と悪い癖でどんどん上を見てしまっていました。
シーマスタープラネットオーシャン600m
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
どんどん上を見てこのモデルで良くね?とも思うようになっていました。このモデルは2006年『007 カジノ・ロワイヤル』2008年『007 慰めの報酬』と2012年『スカイフォール』で6代目ジェームス・ボンド、ダニエル・クレイグが装着しているモデルです。(少し型は違うのですが同じシリーズの時計になります)
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/planet-omega/cinema/james-bond
この時期になると実際にショールームに見に行きました。ただこのモデル、とてつもなく分厚い。
よく袖に入る、入らないの話になるのですが明らかに入りそうにありません。私は手首が細い方なのでこれはゴツすぎると思い候補から外しました。(とても良い時計なのですが600mも潜らないしwww)
比較(左:プラネットオーシャン 16㎜ほど、右:スピードマスター 14㎜)
その段階で〝アクアテラ〟が第一候補でした。妻のウケも良かったので♪
確かに綺麗目で高級感もあり、どんなシーンにも合わせれる万能なタイプの時計だと思います。ただ1つ懸念事項がありました。
前の会社の常務が〝アクアテラ〟を持っていたのです。
若いサラリーマンが先輩や上司に「お前さんがそんな時計をするのは早い」とか妬まれて購入を渋るとか控えるという話はよく聞きますが、私の場合は被って嫌だったからです(笑)
常務は同い年でした。社長の息子です。控えめに言っても出来る人じゃ無かったのです。ダメな2代目だったのです。
タメでよく話したり、家が近所だったこともあり接触回数が多かったのですがリスペクトは難しい人でした。だから時計がカブるのに凄く抵抗がありました。わざわざカブせることも無いですし。
その時点で〝アクアテラ〟は候補から外れていきました(ごめんねアクアテラ)
シーマスター300 スペクター
さてさて困ったどうしよう。〝プラネットオーシャン〟しか無いか!!でも分厚いな、ゴツいなどうしようか?
深刻では無いものの悩んでいながら日課になったネットサーフィンをしてと、ある情報が不確定ながらも入ってきました。時は2015年、その年は007新作の公開を控えOmegaの新作ボンドウォッチに注目が集まっていた時期でした。
その前の週にもお店の人に「どうなんですか?(出るんですか?)」と聞くと「いや、まだそういった情報は全然ありませんねぇ」との対応。本当に知らなかったのだと思います。
その情報が出た週末にブティックを訪れると、お店の人も情報を入手していましたが私がネットで見た記事のコピーでした。(確か英字で日本語になっていない物でした)その時はおおよその発売日はわかっていましたが、日本に何本入ってくるかわからない状態でした。併せてそのブティックは高○屋に入ってるお店だったのですが、限定品の予約は出来ないとのことでした(マジかよ、ふざけんなよwww)
予約が出来ないなら、発売日か店頭に並んだ時にお店にタイミングよく訪れるしかありません。毎日仕事帰りに通えるサラリーマンに敵いようがありません。マジで。
そこで高○屋には見切りをつけ、心斎橋の正規店を尋ねることにしました。
初めての売り場に緊張しながら突撃しました。
私「すみません、限定品の予約はこちらはできますか?」
店員「あっ、限定品ですか?えっと‥‥」
この時、ダメか!!高○屋と一緒か!!と感じました。顔色と返しの感じがダメっぽ臭さ全開でした。
店員「あいにくなんですが、スヌーピーは予約完売なんです‥‥」
私「ああ、そっちじゃなくて、007の限定の分なんですけど?」
店員「ああ!申し訳ありません。てっきりそっち(スヌーピー)かと思いまして!そちら(007)は大丈夫ですよ♪」
って焦るわ!でもいけた!
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
補足、ここで言うの〝スヌーピー〟は『スピードマスター、スヌーピーアワード』の世界限定1970本の化け物時計のことです。問い合わせが凄かったらしく、私はノーマークだったのですが今思えば購入しても良かった(下心)
店員「当店では5本入る予定で、お客様で4人目になります♪」
って、あぶねぇ~
直ぐに行動して良かったです☺️
これは先輩にもアドバイスしたのですが、気になるモデルがあるなら徹底的に下調べした方がいいです。やはりそこら辺はネットが格段に早いです。特に海外サイトで出る情報はワンテンポ日本国内で出る情報より早いです。(iPhone関連の情報は海外サイトを翻訳してそのまま載せてる方が多いですね)
雑誌を見て知るのはかなり遅いです。雑誌に上がるタイミングはネットの情報から3ヶ月ほど遅いです。
その頃には目ぼしい限定品などはほぼ入手できないと思います。
是非こだわりの一本を!