へんしんバイク
子供の頃、自転車に乗りたいのになかなか乗れず必死に練習した覚えはありませんか??
その記憶から我が子に自転車の練習をどうしようか悩んでいませんか??
簡単に乗れる 「へんしんバイク」なら誰でも簡単に自転車に乗る練習ができます。
実際に30分の練習で多くの子供が自転車に乗れるようになっています。
この記事では「へんしんバイク」を購入したレビューになります。自転車の乗り方の指南ではありませんが『どの自転車を買い与えたら良いか』迷っているなら是非参考にして貰えばと思います。
是非お子さんにベストな選択をしてあげてください。
へんしんバイクとは
そもそも「へんしんバイク」とは、
自転車からペダルを取ったスタイルと
ペダル有りのスタイルを選択できるバイクです。
最近ストライダーが流行っています。
(ストライダー画像)
ストライダーとの違いは『前後ブレーキ』が付いている点です。
ストライダーは軽量で自転車に乗る感覚を養うには適しています。
がブレーキが無いので足でブレーキをかけます。
靴底を減らしながら走ることに慣れてしまうと自転車に乗り換えても足で止まる癖がついてしまいます。
もちろん速度が出れば足で止まることは減ると思いますが、ブレーキの扱いを知らないと止まれず事故や怪我の元になります。
(私も乗りはじめた頃、曲がりきれずに突っ込んだことがありますwww)
ストライダー経験者の次のステップは自転車になるのですが、自転車にも問題があります。
それは重量の問題です。
フル装備(カゴ、泥除け、チェーンガード)の自転車はそこそこの重さがあります。(平均10~15㎏)
大人でも簡単に持ち上がらない重さです。
子供からすると、体重の半分以上の物体を扱うのは難しいと想像できます。
大人で例えると、自転車では無くバイクを与えられるようなものです。
跨っても支えきれず、扱いもわからないので怖いでしょう。
体重と同じぐらいの物を扱うのは難しいことだと簡単に想像できると思います。
へんしんバイクの利点は自転車に比べ軽量ということ(扱いやすい)
ストライダーとの違いはブレーキがあること。
ストライダーと自転車の中間のイメージです。重量も丁度中間ぐらいです。
組み立て
工作や機械いじりが苦手。したことが無い方は少し戸惑うかもしれません。
タイヤをつけて(前輪)
サドルとハンドルの高さを合わせて
反射板をつけて
サイドスタンドをつけて
ブレーキの位置と効き具合を調整して
完成です。
自動車やバイクをご自分で整備したり、自転車をメンテナンスされる方なら簡単です。
逆に自信のない方は得意な友達か自転車屋さんに組み立てチェックをお願いした方が良いです。
説明書でも推奨されているのが「ブレーキのチェック」です。しっかり止まれるようにしないといけません。
実際に組み立ては難しくないです。梱包の為に前輪とハンドルが外してあるぐらいでパーツがバラバラになっていないので迷いなく作業できます。
親切なのが、必要な工具がすべて付属しています。わざわざ買いに行かずに組み上げれます。
組み立ての様子がサイトで公開されています。組み立て時や組み立て前にイメージトレーニングをするのもいいかもしれません。
時間がかかったのはブレーキの調整。
気になったのが、公式サイトには『ブレーキは調整済み(調整は大丈夫)』とのことですが、組み立て後に一番気になった点でした。製品の個体差もあると思いますが私は手を入れました。
公式サイトには調整済み。説明書には要調整とチグハグなのでお手元のバイクのブレーキの効き具合をチェックして下さい。
前輪は挟みこむタイプ
ブレーキをかけてみると左のブレーキがしっかり密着しませんでした。(さすが中国製)
効きを良くする為に梱包材のスポンジをステーとパッドの間に挟んでしっかり密着するようにしました。これでしっかり全面が密着するようになりました。
次に困ったのが左右の間隔が一定ではないことです。
ブレーキをかけて離すと左側が離れて右が擦ります。
バネの開く力が弱いのか、必ず左だけ間隔が開きます。(左に引っ張られている)
中央を締めれば動かなくなるのですが、それをするとブレーキも動かなくなります(締め過ぎ)
色々試したのですが、中心をキツキツに締めてもブレーキは左右に動きました。(どうしようもない状態)
そこで結束バンドを右に留め、左に引っ張られすぎないように調整しました。
これでブレーキを離しても左右均等な間隔を保てるようになりました。(擦って力がロスにならなければいい)
個体差があるのかもしれませんが、難しそうだと思ったら自転車屋さんにお願いすることをオススメします。
私の場合は実家が自転車屋だったので少し私に知識があるからです。
生死に関わることなのでブレーキに関してはしっかり管理して下さい。
実際に乗ってみて
我が家のチビちゃんは小柄で、少し背が伸びやっと4歳児の平均身長くらいになりました。
体重は軽すぎます。そんなにゲッソリ痩せてるわけでは無いのですが。
始めにこれくらいかな?と思った高さではサドルは高過ぎたので調整。ハンドルも少し高い様子なので低くしました。
調整するとなんとか蹴りやすそうに乗ってます。
ただストライダーのようにスーっとバランスを取って走るのは難しそうです。
体重が軽いことに加え、力があまりありません。
貧弱www
もう少し慣れが必要です。ペダルをつけるのはもう少し先になりそうです。(焦らなくても大丈夫でしょう)
ペダルのことより、ブレーキが握れません。
手がちっさい!
力も無いのでバイクを蹴りながら器用にブレーキを引けません。
速度が出れば、バイクはジャイロ効果で安定します。
スピードが出るとブレーキで減速しないと怪我に繋がります。
色々なことがまだまだ出来てないので、もう少し時間をかけようと思います。
公式サイトでは30分で乗れる
もちろん宣伝で大袈裟に言っていたり、個人差があることなのでウソともホントとも断言して言えませんが、可能性は高いと思います。
理由は12インチモデルの扱いやすさです。
12インチ・へんしんバイク
我が家で購入したのは〝14インチのへんしんバイク〟です。
インチはタイヤのサイズです。数字が大きくなるとタイヤが大きくなり、もちろん重量も大きさも大きくなります。
12インチモデルで6.0㎏(バランスバイク)
14インチモデルで6.3㎏(バランスバイク)
5歳以降も使用する予定なら14インチ。その上の16インチサイズも候補になります。
我が家ではデビューが遅かったので14インチを選択しました。16インチは我が家のチビには大き過ぎます。
2歳や3歳で考えて考えているなら12インチ一択です。そんな12インチユーザーに朗報です。
新型が登場しています。
へんしんバイク2
12インチは新型のへんしんバイク2が登場しています。
違いはフレームの形が変更されていますが何より重量が減っています。
軽かった6.0㎏から4.5㎏に減量しています。
この1.5㎏の差は大きいと思います。
特に2~3歳でバランスバイクを考えているなら軽い方が絶対に良いです。扱いやすさに直結するのでこの進化はとても良いです。
2020年8月の時点で14・16インチモデルは新型に移行していませんが、今後軽量なモデルが登場するかもしれません。
ユーザー登録と電話サポート
購入して1週間、突然電話が鳴りました。
内容は、運営元が購入者に対して疑問や困ったことが無いかヒアリングでした。
私は良いタイミングで電話が取れたのですが
電話帳に登録されていない番号からかかってきたら緊張しますよね(笑)
購入時に登録する電話番号は、いつでも出れる家電話か奥さんの携帯電話に設定した方が良いと思います。
電話の内容は、しっかり組み立て出来たか?
お子様がしっかり乗れているか?
乗れているかも踏まえて困ったことは無いか?
の質問でした。
ブレーキに手が届かない旨を相談すると、「自転車屋で調整できます。」との返事でしたのでやはり保安部品(命に関わる)はプロに整備してもらった方が良いと思います。
ペダルをつけるタイミングは、キックしてバランスをとりながら3メートルほどバランス良く乗れるぐらいが目安らしいです。
3メートルはクリアできてそうですがブレーキに手が届きづらくブレーキがかけづらいうちはペダルは遠慮しようと思います。
ユーザー登録は購入後2週間以内に行わなないといけません。昨今のサービスとして2週間の猶予は少し短いような気がします。
忘れないように行いましょう。
ここで面倒なのが〝シリアルナンバー〟の入力です。
サクッと登録しようとしたのに玄関までナンバーを確認しに行かないといけません。(ちょっと面倒)
登録するとそれ自体が購入履歴証明になります。
加えて、6ヶ月の盗難補償。1年間の部品保証。(ペダル部分は1年半保証)
「インストラクターが教える自転車デビューのコツ」「ゲーム感覚でお子様の成長に役立つ遊び方」満載の「メルなび」
全国で開催している「30分で乗れる自転車教室」開催情報が届いたり。
(2020年8月現在、おそらくコロナで自粛)
楽しく自転車デビューのコツがわかるレッスン動画が視聴できます。(YOUTUBEで限定公開されている動画)
動画や「メルなび」はともかく。商品に不具合があった場合に交換や保証が受けられるので登録しましょう。
まとめ
2~3歳でバランスバイクデビューするなら12インチを購入して、自転車の前段階として慣れさせましょう。
軽量なので扱いやすいので安心です。(自転車は重い)
4歳以降、バランスバイク経験がある。無くても身体がそこそこ大きくなってきているのなら14インチか16インチが良いでしょう。そこそこの年数を自転車を買わずに代用できます。
特に兄弟・姉妹、下の子がいるなら、長い期間使用できます。
身体が大きな男の子なら16インチが最適かもしれません。
お子様のサイズに合わせ、今後いつまで乗るかを計画(計算)すれば失敗はないと思います。